4ヶ月の赤ちゃんが夜なかなか眠らず、ふわふわしたまま過ぎていく毎日。
そんな中、ジャーナリングのネタとしてSNSで見つけた「好きなもの100個」
ノートを開いた。
けれど、コーヒー、お酒、一人で歩く時間、妄想……五つほど書いたところで手が止まってしまった。
好きなものを考えているはずなのに、浮かんでくるのは今日の献立や保育園のお便り、子どもの靴のサイズ。
生活のタスクばかりが頭を占領していて、少し怖くなった。
大学生の頃の手帳をたまたま開いてみると、そこには今と変わらない「好き」が並んでいた。
冬の朝の冷たい空気、コーヒーを飲みながら考え事をする時間。
なんだ!私は変わっていないじゃないか。
ただ、好きなものを誰からも尋ねられない時間が長すぎたのかもしれない。
好きが出てこないのは、好きがないからじゃない。
自分を後回しにしてきた証拠が、静かにそこに残っているだけ。
責めなくていい。気づけたことが、もう一歩になるから。











