ソファに座っているだけなのに、休めなかった日曜日の午後
静かなリビングでソファに座っているだけなのに、落ち着かない。
日曜日の午後
日曜日の午後はたいてい旦那が4歳の息子と公園に出かける。
家の中には誰もいない。
洗濯は畳んである。お夕飯の下準備を終えている。
やろうと思えば、何もしなくていい時間だった。
なのに私は、ソファに座ったまま落ち着かなかった。
家の中はTVもつけず音楽も流さず、ベビーと一緒にいただけ。
ベビーの寝息だけが響き渡るリビング。
やっと一人になれたはずなのに、なぜか思いっきり息が吸えていない感覚。
そんな中、スマホを開く。
そして閉じる。・・・また開く。
何かしなきゃ。・・・でも何をしたいのかは分からない。
疲れているのに休めない
疲れていた。それは間違いないのだ。
夜中の授乳や、散らかっているおもちゃを夜な夜な片付ける、
終わらない家事、子どもの体調管理や上の子の保育園の事。
最近、息子が大きくなってきたから、靴も買わなきゃ。
育休はまだ続くが、すでに復職に対しての不安であったり
保活についても考えないと。
あれ?ソファに横になったのは、私は本当は休みたかったはず。
それなのに、休めていなかったと思う。
なぜなら、休んでいると焦るからだ。
誰かに責められているわけじゃない。
旦那にもっと家のことをしてと言われたわけでもない。
でも心の中で、もう一人の私がこう言ってくる。
「今休んでいる場合?
その時間があるなら、もっと身になる何かを探してやらないの?」
「きっとみんなはもっと頑張ってるよ」
誰もいないリビングなのに、私の頭の中だけが騒がしかった…
休むのが怖い
そもそも仕事と育児は頑張った後が違うのだ。
仕事は頑張って成果を出せば褒められた。
ちゃんとやれば、自分が頼られるるようになる。
そして、そこに自分の居場所があったような気になれる。
だから気づかなかったことがある。
それは、いつの間にか…
頑張ることでしか自分を認められなくなっていたということ。
そして、自分が疲れている。という感覚に蓋をしていたということを。
休むと、周りから置いていかれる気がする。
休むと、自分の価値がなくなる気がする。
休むと、私はもう何者でもなくなる気がする。
だからまたスマホを開いて誰かの発信を見る。
育休中に資格の勉強を始めた人。副業を始めた人。
復職後の働き方を考えている人。
フルタイムワーママで奮闘している人。
眩しいなと思う。
そして同時に心が締めつけられるようになり胸がギュッと苦しくなる。
そしてまた、私は自分自身に焦りを感じ、何か始めなきゃと思う。
でも本当は、私の身体は疲れているばす。
けど、その声に耳を傾けることは違うと、また感情に蓋をする。
あの日の沈黙
少し前の夕方のこと。
息子が何度も私に声をかけてきた。
「ママ見て」
私は夕飯の支度をしながら、泣いているベビーをあやしていたから
気持ちはザワザワとしていた。
そう…私は忙しかったのだ。
それでも頭の中ではまた、復職後の働き方や保活、夕飯後の導線戦略など
色々なことを考えていた。
でも息子は、『今この時』を私に見てほしく、
私に自分の気持ちを共感してほしかったのだ。
だから何度も何度も呼んできた。
そして、何度目かの「ねー、ママってば!」のあとに、
私は強い口調で返してしまった。
「ちょっと待って!」
その瞬間、部屋がシーンと静かになった。
聞こえるのはシンクに流れている水の音とお鍋の中の野菜が煮えている音。
息子は黙った。その沈黙が私の胸に刺さるように痛かった。
私は未来のため、今日早く息子を休ませるために頑張ろうとしていた。
だから目の前の今には余裕がなかった。
休むことは大事
そんな言葉は知っているいるし、他の人にもよく声をかける言葉だ。
だから、休み方が分からないんじゃないと思う。
私は、休んだ自分を、認めるのが怖いのだと思う。
今週末もきっと私は、育休中に取得できる資格であったり、
保活、キャリア、転職など、未来について何かを調べてしまうだろう。
何かを始めたくなるだろう。
誰かと比べてしまうだろう。
だから、「何もしない一時間を作ろう」とは言わないけれど、
ただ、ソファに座ったまま焦っている自分に気づく時間が、
5分くらいあってもいいのかもしれない。
そんなことを考えコーヒーを飲みながら、
私はまだ少しだけ、休むことを怖がっている。
そんな日曜日の午後・



すでにしょうこさんは、やれることをやれるだけやっておられます☺️✨
お疲れ様です😌
素晴らしいです🍀
頭の中で走り出した自動思考はなかなか止まりませんね💦
でも、気づいただけでも
そこから新たな選択ができますね。
ホッと
心と身体がリラックスしますように☺️☕️🌸
読みながら何度も考えさせられました。
休めないのではなく、休んだ自分を認めるのが怖いという言葉が特に印象に残りました。
焦りは外からではなく、自分の中から生まれていることも多いんですよね。
とても共感する記事でした。